大和路に“食”を仕入れに行ってきた
2021年11月29日

♣ 独 行 “やまと路に2社1寺を訪う” ♣

タイトルはBlogをそのまま転用した。馬鹿々々しいこと百も承知の上なのだが、別にそれを目指して予定を組んだ訳ではない。最初は式内社論社組み合せを考え、次にその電車乗り継ぎを考えていたら、寺内町巡りで奈良のほとんどが未訪だということに気づいた。一つくらい組み合わせて、と考えた結果がこれなのである。おや、タイトルが5・7・5になっている。。今発見。

=阪急山田/山田=動物園前/JR新今宮=王寺=志都美駅→

あれはいつだったか、和歌山線沿線の式内社を、と志都美神社を訪れたのが事の始まり。この駅2回目。今回は北東方向6`に鎮座する神社を目指す。

あの時のターゲットはすべてJRの西側だった(と思う)のでここ1社が飛んでしまったのだ。開発で貴重になった里山環境がこのお社の「社叢」になっている。

大和国葛下郡上牧に坐す貴船きふね神社。祭神は罔象女命みつはひめのみこと。式内 深溝ふかみぞ神社の論社の一。(論社のもう一つは下田に坐す鹿島神社)。

南西方向に大きな山塊が。左右の山並みから推すに、これは珍しくも雄岳だけ・・の二上山。この角度からだと雌岳は隠れていて見えない。

Sample

大屋根は西念寺(浄土真宗本願寺派のお寺)。背後は信貴の山々。

遠く北西方向に信貴山を望む。手前は北流する葛下川。中景は西名阪道。 (onmouse→信貴山UP)

志都美駅に戻り、王寺回りにするか高田回りにするか考えたが、PCでもスマホでもJordanは後者を指し示すので“ついで”を考えて高田・八木回りコースをとることにした。何がついでか って?  判らん人は分からんでよろし。
ㅤ田原本に着いたのはエエが、駅頭で暫しスマホMapと格闘。実は行先がわからん。持参した筈のプリントがどこにもない。家へ電話してY子さんに聞こうにも彼女も外出中の時間帯。10分がとこ悪戦苦闘ののち「千代神社」という名前をようやっと思い出し、這う這うの体で出発。

JR志都美駅=高田駅→近鉄大和高田駅=大和八木駅=田原本駅→

大和国城下郡・式内 千代ちしろ神社。今は阪手に坐す八坂神社に合祀。祭神は八千々姫命ヤチヂヒメノミコト。このほか2社に末社として祀られている(春日神社森市神社)。

鳥居脇に建つ社名標柱「村社 八坂/千代神社」

本殿覗見。

寺川を渡り返して駅方向へ戻る。

本町通を真っすぐ西へ向かえばやがて御坊正面に突き当たる(↓)。

本町通真ん中あたりの道標群「田原本町道路元標」「龍田 法隆寺 大坂」など。

浄照寺太鼓楼(長屋門上)

Sample

田原本御坊と通称される浄照寺じょうしょうじ。真宗本願寺派の寺院で山号は松慶山。本尊は阿弥陀如来。慶安4年(1651)創建と伝えられる。 (onmouse→自撮り)

本堂前の菊

鐘楼

銀杏黄葉。背に太鼓楼。

それは帰り道のことだった。国道沿いのお店で富有柿を見つけたものだからいけない。柿フリークの乃公のこと、前後を顧みず買ってしまう。「お客さん、袋お持ちですか」「ない」(ザックを背負っていたがじかに入れると傷つくと思って)そしたらビニール袋を呉れて「これあげますから入れて帰って。今度から持ってきてね」(もう来ることはない、とは流石に言えなかった)「ありがとう」。ただで呉れたのだ。八木駅ナカではしっかり2円徴収されたので、この扱いは感涙ものだった。でもなあ、西大寺乗換のときギックリめいた感覚があって慌てた。箴言【無理は禁物】

→八坂/千代神社→浄照寺→田原本駅=西大寺=日本橋/仝Metro駅=山田/阪急山田=

今日の総歩数 12,834 歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちらA B