ヨーロッパでは経験しなかった厳しいチェックを受け、デトロイト→モントリオール経由でここトランブラン村に着いたのは9月30日夕刻。お伽の国のようなホテル群の向うに紅葉のトランブラン山が夕陽を浴びて輝いていた。 |
10月1日。さあ、ハイキングだ。トランブラン村の坂をパノラマゴンドラへ向かって登ってゆく。まわりはおもちゃ箱を引っくり返したようなカラフルで楽しいホテル群。聞けばこの村に常住者は居ず、近辺の村から通勤してくるのだそうな。 |
山頂へ向かうパノラマゴンドラをくぐって I (アイ)コース=小川コース=をまず行く。村の背後に雄大なローレンシャン高原が次第に浮かび上がってくる。 |
トランブラン湖がその豊かな水に島を浮かべ、紅葉の山々をバックにした様は、あたかも一幅の絵を見るようである。ここからゲレンデを横切り林に入ってゆく。逆コースを来た団体とぶつかって混雑! |
落ちそうな橋の上で。 |
トランブラン山の花4態。おや、花でないのも混じっている・・・(クリックで拡大) |
快晴に映える紅葉。 |
いろんな紅葉・黄葉が綾織りのように展開するのでつい見とれて足許があぶない。 |
薄い木の葉は逆光がきれいだと言ったのはY君だったが、これなどその見本みたいなもの。 |
いったん出発点のパノラマゴンドラ乗場に戻ると、若夫婦に連れられた赤ちゃんがはしゃぎまわっていた。 |
パノラマゴンドラでトランブラン山へ。その頂上からは「大観望」という言葉がピッタリの風景が目を奪う。方角はほぼ南西だがそれぞれの向きに展望台があり、360度の眺望がほしいまま。しかしこの方角が最高だ。 |
頂上は平坦。立っているのは冬場のスキー客向けのゲレンデ・リフトなどの待ち時間標示板。標高は875mだが、トランブラン村は300m未満だそうで標高差は600mくらいか。 |
トランブラン山の花もう4態。 (クリックで拡大) |
頂上一周ハイキングはBコース=360度コース=で、けっこうアップダウンがある。北斜面には「BANZAI」という名のゲレンデもあった。一息ついてからパノラマゴンドラで下山する。それにしてもこの標高差500mの急坂がゲレンデなのだ。 |
下山後ちょっと時間があったので、トランブラン村の名物?ゴンドラに乗る。村の入口から我々の泊まっているホテルマリオットの上すれすれを越えて、上のパノラマゴンドラ乗場まで無料運行されている。 |
引き続きバスでアガサ村・サーブル湖の紅葉クルーズに出かける。ここもローレンシャン高原の一角なのだ。 |
クルーズ船・ムエット4号。 |
湖畔風景その一。 |
湖畔風景その二。木間がくれに見えるのはほとんど別荘。とんでもない有名人のもあるそうな。 |
トランブランの夕暮れ。聞いた話だと古いトランブラン村は別にあり、ここは新しい観光用「新・トランブラン村」だと。それにしてはよく出来ている。 |
明けて10月2日。いよいよトランブラン村ともお別れだ。パノラマゴンドラ乗場を再訪して名残りを惜しむ。 |