♣ 独 行“山城の式内社巡り7回目 ♣
午前中ホームドクターから“とりあえず無事”とのお墨付き宣告に少なからずホッとして午後早々出立。乙訓郡最後の2座は天王山山系(?)の東麓を北から南へ歩くことになる。雨が心配だったが「法華の太鼓」。だんだんよくなって夕刻山田帰着時はキレイな青空であった。もう2〜3時間早くこの青空が来てくれれば、というのは欲張りか。さてさて、。 |
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長岡天満宮の八条ヶ池畔から西望。中央は六角舎。日和もさることながら彩りに乏しい季節だ。 |
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池畔の梅もホレ、この通り。(拡大) |
はじめて見た、天神さんの東参道に立つ鳥居。 |
愛宕灯籠(常夜燈) onmouse-up |
西陣町四叉路(四つ辻ではなかった)に建つ道標 |
この辺り「奥海印寺」なる地名は応仁の乱で灰燼に帰した「海印寺」に由来する。唯一残ったその塔頭・寂照院の本堂が定めしこの辺のランドマークか。境内には「日本孟宗竹発祥の地」の碑があるという。この背後の山中が今日の第1ターゲット。 |
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第1ターゲット・走田神社。鳥居ど真ん前に木が。 |
参道石段には勧請縄が下がっていた。この類は特に滋賀県のお社でよく見かける。 |
独特な風貌を持つ社殿 |
社前の寂照院を裏口から覗くと、中に古墳覆屋が。「走田9号墳」という後期古墳だそうな。 |
太鼓山通りと柳谷道の交差にある柳谷灯籠。もと向日市五辻にあった一対の片方が移設されたもの。柳谷観音信仰の隆盛時の名残り。(参考) |
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暫く行くと見かけた道標。「右よど/左柳谷」。最近再建したものか。左に新しい愛宕灯籠が並ぶ。 |
京都縦貫道をくぐる。遠くポンポン山方面。 |
泉ヶ丘住宅街と円明寺の団地を抜けると今日の第2ターゲット・小倉神社の社頭到着。onmouse-up |
200m余の参道の先。石段のあるのが社殿方向。真ん中は天王山登山道 |
手水場には亀が3匹並んでいた。(もう1匹左に居た) 因みにここは小倉百人一首に関係なく、また万葉の♪夕されば小倉の山に鳴く鹿の・・♪にも関係はない。 |
天王山東麓のこのお社は遷座等の記録なく、鎮座当時のままと伝えられる。 |
参拝後本殿を1〜3周して下さいという掲示があったので本殿裏に回るとこの碑。「小倉神社磐座/地磁波発生の処」。磁気発生はともかくとして、磐座信仰に端を発するという伝承に間違いは無かろう。 |
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ちょうどこの駅あたりが西国街道から小倉神社への分岐だったのだろう。そこが今や阪急京都線と京都縦貫道の交差点になっている。形こそ変われ、人の往き来の上で大切な場所は時を経ても変わらないのだ。 |
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今日の総歩数 11,179 歩  ̄|△| ̄ ルートマップはこちら |