綴喜の道は芸の道  2014年9月12日

♣ 独 行“山城の式内社巡り4回目” ♣

乃公としたことが! コース取りを間違えて、2kmほど余計にカンカン照りの車道を歩くことになった。ルートマップをご覧頂くとお分かりの通り近鉄興戸こうど駅から歩いたのだが、帰宅後マップを見直すと第一ターゲットがJR京田辺駅の近くだったことを発見、愕然。あーあ、、、

 ▲なお、お社記事に特化したページは そのへん     ▼山城の式内社一覧ページは あのへん

棚倉孫神社の瑞饋神輿。屋根に斜めにぶら下げられているのはサトイモの茎、謂うところの瑞饋(ずいき)。

Sample Sample

興戸駅から西すぐのJR踏切(同志社前駅の北)から北望する。onmouseは煉瓦造のトンネルの上はなんと、川。【参考・防賀川】

そこから2km余り北上し、左の坂を上がると今日の第一ターゲットだが、右向こうにかかるコンクリ造の橋も天井川。【参考・天神津川】

坂を上がるのはこの川堤に上がるため

川は上記の天神津川。このような流れで木津川に注ぐ

今日の第一ターゲット・棚倉孫たなくらひこ神社。この高い川堤からまた元の平面にまで下りて境内があるというこの立地、どう考えたらいいんだろう。それはともかくこのお社の雰囲気はグッド。こんな位置から見下ろせるお社はそうザラにはない

山手幹線の薪交差点から(左)中央遠く愛宕山、(右)中央遠く比叡山を望む。この看板の「一休さん」の絵でちょっと寄り道することに

酬恩庵しゅうおんあん「一休寺」。臨済宗大徳寺派の寺院。一休和尚がここで寂したと伝える。写真を撮って一揖しただけで通過

さらにその奥、薪集落の鎮守・たきぎ神社でこの碑を撮って通常ルートに戻る

簡単にやり過ごそうと思ったが、バイパスが入り組んでいるなかを抜けるのは至難の業。3km近く半時間余の行程で汗みどろになる

第二ターゲットは月読つきよみ神社。社頭にこの碑隼人舞はやとまい発祥之碑」

そしてその傍らに「宮中御神楽歌発祥之碑/庭燎にわび深山みやまには霰降あられふるらし 外山とやまなる まさきのかずらいろつきにけり」の碑

月読神社を西に出外れ用水路をまたぐと一面の田圃。そろそろ稲穂が重たげになりそうな一角でコスモスを見つけた

松井里ガ市集落の奥に「式内天神社」の碑。松井は松井でも「松井山手」は新興住宅地で、この辺が本来の「松井」の在所。なので「松井天神」とも

第三ターゲット「天神社てんじんしゃ」本殿の装飾は場所を間違えたのでは、と思わせるほど派手なものであった。左右には獅子が描かれている

お社の裏山を抜け、溜池のそばを抜けて一路JR松井山手駅を目指す。途中高速道路の工事中であちこち大変。1年も経てば風景はコロッと変ってしまうのだろう。

今日の総歩数 19,028 歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら