旭山動物園から青い池へ  2014年7月15日

♣ きょうだい旅 “北海道・宗谷から洞爺まで” 5日目 ♣

     

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旭山動物園の前に訪れた森のガーデンはある意味穴場かも知れない。有料で作っている施設はさておいても、無料の展望の丘がたいしたものである。作ったものは大自然に敵わない。
 青い池で痛感したがお隣の国の人がやたら多い。顔ではわからないがあちこちから聞こえてくるそのお国言葉がややもすると「今乃公はどこに居る?」と思わせてくれる。これは2日後のファーム富田でも、つまりガイドブックなどで夙に知られた観光地ほど多い。観光収入の面からは慶賀すべきことなのだろうが。

森の休暇村コテージのすぐ上に「なよろ市立天文台 きたすばる」がある。が、昨日は休館日で寄れず、写真を撮っただけ。

士別、比布ぴっぷを経由し上川町へ。一路「大雪森のガーデン」を目指す。

大雪への途中

ウバユリ(姥百合:楽友・ハイ友MCさんの示唆に感謝

大雪森のガーデン。入るのに少々回り道して到着。

有料花壇は敬遠してガーデン最高地点へ。途中に岡澤康司という俳人の句碑あり♪山越えてゆく/白雲も/涅槃かな♪ 康司

丘の上から南に北海道の屋根・大雪山系大観望。click−若干up

この丘には何の表示もない。清々しいといえばそれまでだが。

このガーデン全体が広大な「アンガス牧場」というものの中にある(らしい)。

シシウド

また独り買い食いをする乃公。

そして3姉妹たっての希望であった「旭川の旭山動物園へ。

ここに来た以上はここに寄らずばなるめェ とばかり、FYさんを車に放っておいて(スミマセン)4人でいそいそ。お目当てはペンギン。

ワピチ (ピです。キではありません)

クジャク(孔雀)

オオカミ(狼)

レッサーパンダ

1988年交通事故で片翼を失ったというオジロワシ(尾白鷲)。アザラシ館の片隅に 繋がれず、オープンで余生を過ごす

アザラシ館の写真はない。これだけ(息子の真似)

ペンギン館の水中トンネル

キングペンギン

ホッキョクグマ(北極熊)

ということで今日歩数が伸びたのはこの園内歩きによる。4人はギラギラ輝く太陽をまともに受け、東門から入って西門前へ、そしてそのコースをたどって上がり、東門へ。それだけで“本日の予定終了”状態

南へ20km余で美瑛。ここ「ぜるぶの丘」で昼。新しいのかな? 2日後に訪れたファーム富田と比べてバギー車で回るサービスなど、整い過ぎの感が否めない。きれいに纏め過ぎという声も聞かれた。

美瑛「新栄の丘」で十勝連峰を胸いっぱいに

牧草ロールのアート。このあと新婚夫婦が記念写真を撮っていたが、あれはモデル撮影だった?

「青い池ができた理由/昭和63年12月に十勝岳が噴火したのに伴い、火山災害から町を守るため、火山泥流を貯める施設としてコンクリートブロックのえん堤を建設しました。工事は平成元年6月に着工され、同年の12月に完成しましたが、その結果ブロックえん堤に水が溜まり、青い池ができました。」

池の水面が得も言われぬ青色になるというのは、時刻につれて異なる太陽光の強さや角度によるものと思われ、写した10枚すべてこの色調以上ではなかった。言い訳めくが、残念。
 因みに2012年にアップル社の製品壁紙に使われたのは、ここを題材にした日本人写真家の作品「青池と初雪」である由。

以上で本日の予定終了。さらに52km走って、旭岳温泉・湧駒荘ゆこまんそうに投宿。ここはソチオリンピックのスノーボードで銀メダルを取った竹内智香の親が経営するホテルだとは知る人ぞ知る。 明日は大雪山・旭岳山腹散策だ。

今日の総歩数 10,300 歩    ̄|△| ̄   今日のルートマップはこちら