炎天下泉南の地を歩く  2012年7月9日

♣ 独 行 “深日から樽井まで” ♣

コース : 南海電車深日町駅→国玉神社→みさき公園駅=(電車)=鳥取ノ荘駅→体育館前のパン屋で軽食→(光陽台へ迷走)→首切り地蔵→波太神社(鳥取神社)→(自然田、幡代方面へ迷走)→男神社→茅淳神社→樽井駅 →式内社はこちら

別に深日から樽井まで全部を歩いたわけではない。
 ことほど左様にロスの多いウォーキング。以前も、そう、北河内で迷走したときも場所は宅地造成による住宅団地だった。見事なまでに袋小路になっていて通り抜けが出来ない。尤も今日の、より重大なドジは旧集落を抜け損ねたこと。道路が方位に対して斜め基調で、しかもそれが曲がっているとこうなるのだという、今日はその典型だった。しかも炎天下に。言い訳しても仕方がないが。。。反省。

出発から2時間を閲して11時半。みさき公園駅で多奈川線の電車に乗り換え。区間急行と微妙に連絡しているものの、1時間2本。これで一駅向こうの深日町ふけちょう駅までゆく。

式内・国玉神社は紀州から孝子きょうし峠を越え、大川沿いに大阪湾へ出る要所に位置する。小高い丘の上に坐し、社叢は深い。左は石段下の大木。右は石段を上り詰めたところにある二の鳥居。ここをウロウロしている間は結構涼しかった。

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暑いから戻りも電車に乗ろうとの予定を変更してみさき公園駅まで歩く。途中ゴルフ場のある場所にこの看板「史蹟・石山合戦古戦場/灰賦峠」。“はいぶとうげ”と読み、信長の石山本願寺攻めの伝説が残るという。onmouse-up

電車でみさき公園から鳥取ノ荘駅まで移動。すぐ移動開始。途中市民体育館前で混雑しているパン屋を見付け、ガーリックフランス他を頂く。コーヒー付きで200円でお釣りがきた。安ゥ〜(ラッキー)。美味しかったよ。

ただ、それからがいけない。パン屋の前の分かれ道を右に取ったのが失敗。ドンドン高度を上げて光陽台。左へ降りようと焦って最初の分かれ道を下ったらグラウンドで行き止まり。上がって下りたものだから、もう一度上がって降りるハメに。この往復約1.7km。

写真を撮って(前記)戻る坂の上から遠く関西空港が、ヒコーキが。ウーン。これだけ登ったのだ。。。

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パン屋の辻(体育館)まで戻って左の道を行くとやがて大きな溜池(蓮池)のきわを回る。そこにあったのがこれ。「首切り地蔵」。ここは信長の根来攻めのとき斬首された僧たちの供養につくられたものという。

地蔵の先にあったもの。これはJRの古い車両を使った喫茶店らしかった。店名が First Train。本日休業だったが開いていれば入ったかも。。。onmouse-up

やっとこ辿りついた波太はた神社は思いのほかデカかった。春日大社を思わせる拝殿。そして一の鳥居からここまで長い広い境内。

その境内の片隅に鎮座する鳥取戎神社。鳥取部の言伝えからすればホントはこっちが大家か?

次に男神社を目指したが、旧集落の中を通ったのに道を外すという信じられないことをやらかした。ここはJR和泉鳥取駅に程近い溜池(写真はGoogle Mapより拝借)。向こうに見えるのは朝日小学校。このときは知らなかったが、ターゲットからは南方へ約2kmずれていたのだ(涙)。

郵便配達員に聞いたら「先ず市域が全然違う」「そこの中学校から左へとって向こうで又聞きなさい」と。探しまくった挙句こともあろうに方向を右90度取り違え、2.7kmで行けるところを6km余り歩いた。自然田じねんだ幡代はたしろなどという耳慣れない地名を見ながら歩いていたら、こともあろうに阪和線の電車が見え愕然。途中で足が吊り、小憩してスポーツドリンクを薬代わりに飲み、宥め宥め歩く。

東へ寄り過ぎたことがハッキリしたので、幡代まで来て左へ振って更に2km弱。ようやくこの杜が見えてきた。おの神社の社叢。大阪府の緑の百選にも選ばれているという。それはともかく、南西から入る筈が行き過ぎて回り込んで東北から入るってドーユーコッチャ。

男神社境内。左は二の鳥居。一の鳥居は明神鳥居でここは神明型。右は拝殿脇から境内風景。深い杜の気配が感じられる。そばに小学校があり、プールからの歓声が聞こえていた。

そして茅淳ちぬ神社。ここの境内で近所のドラッグストアで仕入れたエアサロンパスのお世話になる。

4時前樽井駅に着いたときは正直ホッとした。駅ホームでは風がわたって結構涼しい。ま、何とか歩き切れてよかった、ということにしておこう。

今日の総歩数 24,086歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら→深日鳥取