♣ きょうだい旅行“尾瀬散策”三日目 ♣
♪ 夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 |
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尾瀬三日目。当初予定では、長蔵小屋→(尾瀬沼北岸経由)沼尻→見晴→尾瀬ヶ原(下・中・上田代)周遊→見晴・第二長蔵小屋(泊) であったが、最終日の身体的負荷を考慮して急遽長蔵小屋に二連泊と決定。そのため尾瀬ヶ原周遊は見送り、見晴で近辺散策するにとどまった。この判断は正解だった。『沼尻→見晴』間で予想外の齟齬が生じたこともあって、小屋帰着が17時頃になった。 |
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長蔵小屋玄関に掲出された本日の天気『曇時々晴』。果たして? |
7時40分出発。大江湿原を横切って沼の北岸を行く。目の前にミズバショウの小群落。 |
浅湖湿原木道。 |
沼尻平木道四辻。向かい(北)へは燧ケ岳への直登道。霧が深く相変わらずピークが見えない。 |
あらかた雪の消えた沼尻平の休憩所。無人。遠くかすかに三平下方面が見える。 |
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尾瀬沼から沼尻を経て尾瀬ヶ原へ流れ出る沼尻川の清流。 |
途中で見かけたダケカンバ。え?変な想像をしてはいけません。 |
湿原・白砂田代の木道ですれ違った若者グループの一人に撮ってもらう。この辺は融雪の直前か。 |
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山葵の花。噛むと特有のツーン感がある。 |
猫の目草 |
ようやく見晴へ出る。正面に顔を隠した至仏山。湿原に雪はない。前方の樹林帯は湿原を二分し、その中を沼尻川が右方(北)へ流れている。よく聞くとあの向こう側の方が水芭蕉のメイン地帯だと。残念! |
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今日の宿予定だった第二長蔵小屋。キャンセルしたにも拘らず、長蔵小屋連泊ならと快く応対して頂いて感謝。 |
小屋前の温度計は9℃。時刻は11時15分。やはりそれなりに暖かくなりつつあるのだ。雪も融けようというもの。 |
水芭蕉。“本場物”。でも心なしか色がもう一つだ。 |
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座禅草。見晴の先の木道の間で見つけた。色が濃紫色なので見逃しやすい。存在は知っていたが、現物とは初遭遇で感激。 |
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座禅草その2。前者の10mほど先の、これも木道の間にあった。色はやや薄めで少し大振り。 |
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与作岳を背に1,538mの“小山”。あの裾を沼尻川が流れる。 |
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振り向けば見晴の小屋群の上に燧ケ岳。雲はいっかな去らない。 |
その右。鞍部はさっき越えてきた尾瀬沼林道が通っており、ここ尾瀬ヶ原との標高差約280m。それを再び登り返す。いざ。 |
イワナシ。この小さな花が目立つ。 |
枯葉色一色の山に微かな彩りが。 |
白砂乗越のいくつかの雪坂でアップダウンを繰り返す。 |
沼尻休憩所到着15時半。一息入れる。 |
17時前に漸く長蔵小屋帰着。お疲れさん。よう歩いた。写真は「元長蔵小屋」。建物はさして古くはないが、旧い小屋のあった位置だという。 |
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今日の総歩数 28,524歩  ̄|△| ̄ ルートマップはこちら |