箕面の山裾みち逍遥  2008年11月17日

♣ 独行 ♣

 9月の続きです。箕面観光ボランティアガイド(MVG)さんのコース案内におんぶされて歩きました。記して謝意を表します。時間が少なく空模様も危なかったので一部を歩くにとどまりました。ただガイドの指示場所に確認できなかったものが多少あり、それが残念でした。

(注)例により、画面上でポインタが「指差しマーク」になったらWクリックしてください。拡大画面がご覧いただけます。

白姫神社にかかる前、左手に広がる溜池・新薩摩池。いま満々と水を湛えています。

すぐ現れた白姫神社の鳥居。この左手が谷山谷ルート、鳥居をくぐってすぐ九十九折にかかるのが谷山尾根ルート(と鳥居脇の木に打ち付けられた木板に書いてありました)。

案ずるより何とやら、鳥居をくぐり九十九折の山道を約5分登ったら白姫神社に到着しました。標高約200m。尾根道の途中です。google mapには「水神社」とありました。

山を降り、山麓線を少し西に歩くと宝珠院。真言宗のお寺だそうですが、新しくてキンキラキン。

宝珠院の少し上、というより医王岩道の左にある溜池・大宮寺池の堤の上に鎮座する水神社。この池を守り、農耕用水が潤沢に用意されますようにと願ってのことに相違ない。

ちょっとうろうろしてから訪れた宝珠院の奥の院。ガイドマップには「如意輪観音堂」とあったのがこの場所らしいのですが、よくわかりません。奥の院とは言い条、ほとんど宝珠院の並びにあります。【後日談:今宝珠院の本尊・如意輪観音は再建前はここ奥の院の本尊だった、それで未だに上掲のように呼びならわしているらしい】

境内には箕面市の保護樹木であるヤマモモの巨木があります。その中にはめ込まれた手水鉢。ここにはもう一本保護樹木クスノキがあります。左手にその端っこが写ってます。

宝珠院奥の院の更に西、公園の一角に東面して龍王神社があります。拝殿には「善如龍王安置」と書かれていました。「善女」とも書くそうです。このように池ごとにといってもいいほど水神の祠が置かれているのは、すべて降雨による五穀豊穣が農民の生活に必須だったことを物語るのでしょう。

如意谷団地に銅鐸出土地として記念される場所があります。この住宅団地建設時に偶然に見つかったもので、人為的に埋められた状態を確認できたことから全国的に知られることとなった、と説明版にありました。

如意谷・白島・石丸コース
(A)既訪:E医王岩L如意谷の庚申塔
(B)今回訪:A銅鐸出土地B竜王神社C如意輪観音堂D宝珠院H白姫神社
(C)未訪:@代官所跡K奉納百八十八番道標M萱野道分岐の道標N平尾の北向地蔵O牧の荘の道標
(D)未発見:F大宮神社跡G小鶴の庭I徳本上人名号碑J文化三年道標

今日の総歩数 10,568歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら