9時コーラス練習に出かけるY子さんと一緒に出、阪急富田へ。駅前で飴2種類を買い、JR富田駅前から高槻市バス。見ると萩谷行きは1時間待ち。ママヨとばかり目の前にあった10時発奈佐原行きにとびのる。ところがこれが正解だったのである。南平台を回ってバスは左へ下り、「次は奈佐原」とのコールがあったところで下りる。 |
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何と目の前に「阿武山古墳入口2q」の表示があるではないか。バンザイ!! |
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時まさに10時15分。わかりやすい道を一路西へ。目の前が阿武山である。京大地震観測所の塔がそびえている。途中建設会社の資材置場がそこここにあり、興趣を削ぐことおびただしい。 |
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道標に従って新阿武山病院を左に見、10時40分地震観測所の門を通過する。何だ、この道は観測所専用の道だったのか。 |
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100m位入ったところに車を止めた熟年夫婦がいる。(一般車輌進入禁止ではなかったか?)奥さんが下界を向いて盛んに詩吟を唸っている。なかなかの美声と見受けた。 |
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45分観測所前に出る。歴史の重みを感じさせる立派な建物。斜面に建っているので全容はわかりにくいが。 |
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建物の西を回り込んで階段状の道を少し上がると、そこはもう阿武山古墳である。本当に観測所の裏手にピタリと接してある。すっかり整備され、明るい。 |
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周濠(というより周溝)跡の窪みが廻り、中央の墓室の場所を囲んで10m平方くらいに樫の木を並べて植え、鎖で囲ってある。それをめぐりコンクリの歩道がつき、ベンチも置いてある。4、5歳の娘を連れた父親が居た。ほんとにハイキングとしていい所である。周囲はグリーンの金網で囲ってあり、通路以外からは入れないようになっている。 |
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しばし写真をとってから出発。11時。すぐ左へ桑原橋へ下りる道を見送り、武士自然歩道に入る。 |
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(火気厳禁・茨木市 の表示板を咥え込んだ木。そうか、ハラ減っとんのか) |
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15分阿武山の頂上に立つ。281m。東へ下る道がある。三等三角点に測量用の赤白のポールが針金で固定してある。例によってセルフで写真をとる。カメラを固定するのに苦労する。見晴らしはあまり利かない。 |
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犬を連れた若夫婦に挨拶して出発。100m余り行ったところで1人のおっちゃんが「阿武山はまだありますか」「(無くなってませんよ・・・・でなく)すぐですよ」 |
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55分「右萩谷みち/左車作・妙見道(?!)」の古い石の道標があって、府道と分かれ、左の山道に入る。 |
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これもすぐ車作から来る林道(東海自然歩道の一般コースでもある)とクロスして、道は階段(例のコンクリ製の丸太まがいのもの)を登り、急斜面を尾根に向かう。 |
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尾根道はだんだん傾斜を緩め、伐採、植林してあるところへ出、まもなく348mピークに着く。12時20分。 |
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何とかコミュニティというグループも昼食中で、そのそばでカブ弁3個を平らげ、ショルマートの自動販売機で買ったウーロン茶をのむ。ジャンパーを拡げ、靴下を脱ぎ、うつぶせになって暫しまどろむ。両足とも少々靴ずれの気配。 |
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1時30分、東海自然歩道の健脚コース・竜仙滝→萩谷の途中に出る。この辺りから針葉樹が多くなり、暗い。かつて忍頂寺から摂津峡へ抜けたときは雨で暗かったから、余計そのイメージが強いのかもしれない。谷を下って1時50分萩谷に着く。 |
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2時20分阿武山口、30分月見台。殿岡神社の横穴古墳を見学し、3時に出発点の奈佐原に着く。 |
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何キロ歩いたろうか。3時05分のバスでJR富田駅前へ。JRで岸辺、バスでレナウン前、元ヤング北浜店長がこの1月開業したルネの中のヤングで散髪して帰宅する。 |