今日は“二ヶ所御坊”だった  2022年4月28日

♣ 独 行 “大和五ヶ所御坊をゆく” ♣

大和五ヶ所御坊の一つ 田原本御坊は既訪なのであとは四ヵ寺。それも奈良盆地南部に固まっているので何事やあらん、と軽〜い気持ちで出発した。曰く、畝傍→今井→高田→御所。でもそうは行かなかった。

近鉄橿原線畝傍御陵前駅。ここ降りるのははじめてかも。

今日の第1ターゲット。駅から南へ約5分。

信光寺山門。

大和五ヶ所御坊の1つとされる信光寺(しんこうじ)は浄土真宗本願寺派の寺院。山号は金剛閣、本尊は阿弥陀如来立像。畝傍御坊(古くは畝火御坊)とも。草創は慶長17年(1612)。大屋根の向こうに見え隠れするのは橿原公苑野球場の照明塔。(ネーミングライツにより某製薬会社の名前が付いているが省略)

親鸞聖人立像。

畝傍山がすぐそこに。

当初予定では、御陵前駅に戻り、一駅乗って八木西駅から今井へ歩くつもりだったが、あまりの好天快晴についつい歩き出し(電車に乗らず)歩き続けて今井の在へ。結果的にこれで“エエ加減”(良い加減)だったのだ。

今井の街中へ入ると風景が一変する。ここはメインストリート・御堂筋。“御坊のお堂がある筋”か。

この街並みと電柱電線という対比、アンバランスも極まれり。いま無電柱化工事中だそうだが、大変そう。

Sample

ここも大和五ヶ所御坊の1つ、今井御坊ともいわれる 稱念寺(しょうねんじ) 浄土真宗本願寺派の寺院。山号は今井山、本尊は阿弥陀如来。本堂は重要文化財。“ここも”とは失礼千万な紹介。そう、おそらくここが五ヶ所中筆頭なのだ。

明治天皇臨幸の際、ここに宿られたとの大標柱が門前とここ庫裏前の2ヵ所に麗々しく飾られている。

本願寺系の大きな寺院に必ず見られる鐘楼と、

・・・太鼓楼。

蘇武橋畔のエノキ。樹齢400年を超えるとか。

日和につられて畝傍御陵前から今井の在へ歩いたら、足腰が“そろそろ・・・”と言い出したみたいな気がしたが、予定通り西口駅手前からいったんJR畝傍駅方面へ歩き出した。しかし踏切を渡ったところで左を見ると八木駅のプラットフォームが。。。あえなく「ヤメ」「帰ろ」。駅近辺には適当な午餐場所もなく、空き腹を抱えて帰途に就く。

=JR岸辺北口/岸辺=大阪=鶴橋(近鉄)=大和八木=畝傍御陵前→信光寺→今井御坊稱念寺→蘇武橋→近鉄大和八木駅=鶴橋(JR)=大阪=岸辺/JR岸辺北口=

今日の総歩数 9,836 歩    ̄|△| ̄   ルートマップは省略