鳥居だらけの紀行文  2022年4月19日

♣ 独 行 “中島惣社に確認の参拝” ♣

ただ狛犬さんの角の有無確認だけのために参拝したなんて、無信心にも程があるとの誹りは甘んじて受けよう。ま、確認出来たことで後顧の憂いがなくなった。それで老爺の精神安定に役立ったことでお許し下さるだろう。と勝手至極な老爺ではある。

=千里中央=阪急豊中駅=新大阪→中島惣社

注連鳥居を含めると四基を数える当社の鳥居。まずはご本社南方300bに位置する一の鳥居。そしてその北100b余に位置する二の鳥居は、摂津名所図会に「稲荷祠」と記された当社前身を彷彿させる赤い鳥居。

中島惣社(なかじまそうじゃ)の三の鳥居(注連鳥居も見える)、拝殿、本殿。明治期に近在の数社を合祀“させられた”ため、この社名になった、とは当たらずとも遠からず、だろう。社殿がピカピカなのはほかでもない。昭和20年(1945)の大阪大空襲で全焼し、再建されたのは昭和62年(1987)らしい。

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その“させられた”結果がこの拝殿の掲額に結実しているようだ。曰く「本殿合祀社名/稲荷神社,春日神社,事平神社,皇太神宮,神明神社,須賀神社,天満宮,八幡宮/中島惣社」

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今日のメインターゲットはこの境内社。社名は「大将軍社」。前回訪れたときはこの祠にかかっていた掲額を見落としたらしい。ここの鳥居傍にある狛犬がご本家(惣社さん)のより遥かに古く、ご本家の狛犬吽形にはない“角”が認められた。阿形に至っては顔面の損傷はなはだしく、後世の補修らしきものが見受けられた。

来しなにグランドパス65を最大限利用し、阪急バス乗り継ぎで新大阪まできたが、シンドイ。乗り継ぎ込みで107分かかった。おまけに新大阪駅構内を歩いてその人込みにパニック状態となり、新大阪から岸辺経由と考えていた帰宅ルートも急遽変更。

中島惣社→崇禅寺駅(阪急)=山田/阪急山田=

今日の総歩数 5,488 歩    ̄|△| ̄   ルートマップ省略