♪西行も遊女も見たか藤の花  2022年4月17日

♣ 独 行 “淀川小松に松山神社参拝” ♣

Main Titleの駄句について言い訳はしない。そのまンま。そういう故事を満開の藤の花にコジ付けたというにとどめる。それはともかく当社が阪急電車の「三天神めぐり」の一と知って驚いた。知名度の低さはさておき、電車の駅からの遠さはハンパない●●●●●。服部天神は200b、長岡天神でもせいぜい400bなのに、当社は相川駅から神崎川を渡って850bある。それを乃公、運賃節約名目でJR吹田BSから歩いたものだから 歩行距離は2`を超えた。
【心ある方のために一言申し添えると、最寄り駅はメトロ今里線の瑞光四丁目駅で、ここからだと550b】

=JR吹田BS→六地蔵道標→新京阪橋(安威川)→阪急相川駅ガード下→小松橋(神崎川)→松山神社

南高浜町の一角に残る六地蔵道標。“右大坂道”の字が見えるがこれは再利用で後に刻されたもの。別面にある“右 勝尾寺 惣持寺 施主山谷村道入/左 帝釋天王 片山村帝釋寺”が古い。

松山神社の一の鳥居。周辺はいろいろあっただろう歴史の重層が垣間見える。神門(下左)までの参道が今や“松山公園”となっている。

左は神門、右は拝殿。江戸期は“小松の天満宮”と称されたが、明治4年(1871)松山神社と改称。あと他社に合祀せられるなど有為転変あって昭和19年(1944)再建されたという。灯篭の天満宮の文字や境内に植えられた梅が(正式社名にかかわらず)「ここは天神さんなのだ」と主張している。

本殿

奥宮天津磐座。本殿の真後ろに坐す。

松山公園内の藤棚は今や真っ盛り。“藤爺イ”を撮って貰おうと考え暫く待ったが、親子連れ1組のほかカメラウーマン数人がへばりついておられてダメ。今年は“藤爺イ”成らず、か。「花房が若干短いので」ということにしておこう。

帰途、小松橋より神崎川東望。

主目的の“狛犬の角確認”は無事済んだが、土日特別Openの奥宮参拝に入ると何と「磐座」があってちょっと驚いた。あと参道を転用?した小松公園の藤棚で暫し立ち尽くす。今年の“藤爺イ”写真をと意気込んでいたのだが、スマホを構えた女性写真家連におそれをなし、一言をも発し得ず退散。もと来た道を相川駅まで戻り正雀・岸辺経由で帰る。

→松山神社→小松橋→相川駅=正雀駅→JR岸辺北口=

今日の総歩数 8,355 歩    ̄|△| ̄   ルートマップは省略   狛犬