♣ 独 行“鉢伏自然歩道再訪” ♣
茨木には自然歩道として竜王山、武士、山脈、鉢伏、北山、キリシタンの6コースがある。乃公はかつてそれらをすべてクリアした。キリシタンを除き特別な観光スポットがあるわけでない。ただひたすら山あいの集落をつなぐ道をたどるだけなのだが、シーズンによって雪、つくし、桜、青葉、清冽な水、紅葉など四季折々の風物が楽しめる。(山中に廃車がデンと居座っているのを見ることもあるが、どうやら茨木市はこれも風物の一つと割り切っている・・・のかな?) ごたくはともかくとして、先日写真同好会に苦肉の策として10年前に歩いた鉢伏自然歩道→♪の写真を提出したが、今日の晴れに何となくそこを歩きたくなって、支度もそこそこに家を飛び出す。 |
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茨木へのバスは間に合わず千里中央は・・・と考えているとメンド臭くなって“豊川から歩こ”。モノレール駅頭に降り立ったとき11:30。 |
R171を避けて府道4号線を歩いたらここも車のラッシュ。旧道でないとだめ。宿久庄に入り八阪神社を経て川端康成邸跡。この先を左折して鉢伏自然歩道に入る。 |
500m北上して関西大倉登校道に合する。三叉路の看板「関西大倉生の東村への通行禁止」。以前と変わっていない。 |
そして関西大倉中高。この辺は変わっていない? いや、左にどっかの研究所みたいなのが出来ている。こんなの以前は無かった。自然歩道は真ん中の柵沿いに入ってゆく。 |
関倉を過ぎ墓地霊園を通り越すとこのルート最高の道になる。簡易舗装があるがアップダウンが殆どなく。。。という至福のひと時も暫しの間だけ。 |
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おや?あの柵は?そばに自然歩道の指示標があるが、その上の茂みの間から見える→onmouse→クレーンだ! |
以前はここでお昼にしたとある。暑いのでセーター1枚脱ぎ、持っているもの全部食べる。クロカンもどきに走って上がってくるお兄ちゃんがいたので、頼んで1枚撮ってもらう。 |
お兄ちゃんはこの先で引き返してきたが、どうやらそこが峠(最高所)らしい。手前に「がまん坂」の札が掛って無料レンタルの杖が置いてある。 |
峠に出るとどこやらのバカでかい流通センターが目の前。左は完成・稼働中、右はクレーンが立って工事中、、の模様。 |
廃(置去)車。「鉢伏自然歩道/ゴミは捨てないで持ち帰りましょう/茨木市」の表示が先か。いやいや表示の方が新しく見えた。これって 何? |
岩阪の集落が見えてきた。彩都西駅前から流通団地へ渡る橋の下をくぐる。帰途の千里中央行きバスはこれを渡った。 |
粟生岩阪集落全景。背後はこれから向かう鉢伏山(299m)。この風景は変わらない。山際の左端鳥居は藤白神社、右方の大屋根は榮久寺。 |
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粟生(あお)と名がつくがここは箕面でなくて茨木市。岩阪集落は鉢伏山の南東斜面に位置する。ここはメインストリートからの入(登)り口。 |
稲荷神社まで登って振り返ると間近に岩阪の家並み、そして向こうに流通団地、その右にくぐってきた橋が見える。 |
お稲荷さんの石段下から左奥、鉢伏への道が始まる。ここからが今日のメインイヴェント。 |
鉢伏への中間地点に突如開ける“出耕作”地区。溜池や農具小屋があるが、大部分が放置されていた。 |
溜池点景 |
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この分岐で迷う。左の指示標は「左梅原集落*km/右岩阪集落*km/茨木市」とだけあって不明確。右へ取って一旦引き返し、よく見たら上部小さい地図にちゃんと小さく書いてあった。 |
突如対面から現れた熟年のカップル。勇ましい恰好でもの言う暇もなく駆け足ですれ違っていった。 |
デジャビュのある溜池。以前と同じく今回も逆光のススキ風景を撮る、がもう一つ。 |
山道の終点で突如目に飛び込んできたのが新名神の橋梁。あとで聞くと左(西)方向へ直ぐトンネルで、出口があの「止々呂美」だと。 |
このすぐ近くで畑をしているオッチャンに「お茶飲みませんか」と誘われ、インスタントコーヒーをご馳走になっていろいろ話をする。70台後半で、独り者で、阿武山麓の住人で、この畑は借り物で、天気のいい日は一日中ここで野菜の世話をしている 云々。オッチャン有難う。こんな経験初めてだったけど楽しいひとときだった。 |
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山裾伝いにまもなく免山の家並みが見えてくる。 |
自然歩道起点で道中安全祈願?の野仏。在所の人々の心遣いが花に現れている。 |
「←至粟生岩阪集落/起点」表示板。14:10。なんと3分後にバスが来るタイミングの良さ! |
来たよ来ました、阪急バス千里中央行き。免山バス停。 |
今日の総歩数 15,586 歩  ̄|△| ̄ ルートマップはこちら |