毘沙門堂からどこへ?  2015年4月2日

♣ Glee34歩こう会番外“毘沙門堂から” ♣

およそハイキングのタイトルとは思えぬこの珍妙なキャプションは、今日の歩きの可笑しな具合をモロに表している。曰く、立案者(乃公)が独りになっても大文字山へ行く積りだったのに、それが個人的理由であえなく崩れたことと Y子さんもその理由にお付き合いしたこと。早い話 体調の不十分さなのだが。加うるに 下見もしないで慣れたコースを捨てて初見同様のルートを何の疑いもなくたどり、分岐点でギブアップしたこと。にも拘わらず最後まで文句も言わず同行してくれた Y君、ホント、済みませんでした。

では出発。S君、Y君とうち2人、あわせて4人でスタート。

安朱橋から疏水上流を望む

Sample

安朱橋袂で例によって顔の見えない記念写真。onmouse-一寸up

毘沙門堂への参道はミモザ(フサアカシア)満開

毘沙門堂のシンボル枝垂れ桜満開

(境内点景その1)

(境内点景その2)

Sくん、所用でここでお別れのため記念写真

寺を出て回り込んだ所に・・あ、建屋はまだ残っている(ここ春秋山荘 蕎麦 高月は昨秋閉店した)

後山階陵のちのやましなのみささぎ遺跡碑のたつ追分でしばし迷う。何度か辿った直道すぐみちを行くか、京都一周トレイルに乗るべく左折西行するか。万が一を考えたのと雨後の谷道のトラブル予想で西行に決しスタートする。(このコースは数十年前独行したんだよなァ)

情けないことに数十年前辿ったとき2回も坂を登ったことを忘れていた。

京都一周トレイル標識到着。ここで大文字山行きを諦め、蹴上方面へ向うことにした。

トレイルと南禅寺道・後山階陵道などが集まる七叉路。赤い横断幕をくぐると大文字方面なのに(涙)。

日向ひむかい大神宮裏にあるあまの岩戸。中に戸隠神社が祀られている。(こっちが出口という噂もある)

天の岩戸の出口(入口)。心身の穢れが払い清められ、開運のご利益を授かるパワースポットだという。

京のお伊勢さんという別称のある日向大神宮の内宮。外宮は茅葺屋根の修理中だった。

大神宮境内の桜 (トンビが飛んでいる)

境内に咲く シロバナジンチョウゲ(白花沈丁花)

同じく ショウジョウバカマ(猩々袴)

大神宮参道に咲いていた ヒカンザクラ (緋寒桜>ヒガンではない)

大神宮橋にて。背後はインクライン用船舶台車。

インクライン跡は桜見物客で押すな押すな状態。恐れをなした我々は早々に道をそれ、ネジリマンポを抜けて地下鉄蹴上駅へ。

終ってY君の述懐「好天に恵まれ、久々に炭酸ガスの少ない酸素リッチな大気を体一杯に取り入れながらのハイキングは最高で、ルンルンで帰宅」だと。有難う。立案者たる乃公のメゲ気分が一挙に回復しました。よかった。昨日まで雨がちな日々が続き、明日からまた1週間ぐずつき気味な天候が予想されているという。エイヤッと何気なく決めた“今日”という日取りが、この1ヵ月間で“今日しかない”Good Timing Day だったとは。 (blogはこちら) そうだ、タイトルを補完します 『毘沙門堂から日向大神宮』。

今日の総歩数 約 14,000 歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら