山田池に咲く梅雨の花々  2014年6月21日

♣ AZハイキング第156回例会“山田池公園の花菖蒲と紫陽花を訪ねる” ♣

今年の梅雨は空梅雨だとかいろいろいわれていた。それが今日九州南部から大雨の予報で夕方にも近畿中部は雨模様とのことであった。幸い日中は大丈夫でラッキーだったが、蒸し暑さは如何ともしがたい。息子夫婦から父の日にプレゼントされたクールタオルを巻いていざ出発。

京阪バス出屋敷バス停を下りると目の前にこの標識、そして鬱蒼たる木立。ここが北入口。

公園の中に峠がある。“竹屋峠”。なるほど北入口と池の間は微高地で「峠」。

♪あなたはつかれた/おねむりなさいというように/ねむの花が咲く夕べ/夢のような夕べ/あれはやさしい淡い花/房のような花♪ 壺田花子

このハトは一本足で立っている。通りかかった子供に追われ引き上げていたもう一方の足が見えた。指が無かった。何か事故に遭ったのか。

花しょうぶ。盛りを過ぎたとの説明があったが 品種により今が旬のものもあるようで。

シオカラトンボ

それにひきかえ あじさいは瑞々しくという表現ピタリ。

スイレン池は木陰のある西側に花が多かった。

殆んどが白。紅花は少ない上に岸から遠い。

これはコウホネ(河骨)。

山田池の象徴・浮見堂。実は園内を流れる「奥山田川」は源流にこのお堂内部の揚水機を使って池の水を配水する人口の流れ(とネットに書いてあった)なのだそうだ。渇水で水位が1m余低い。

ハンゲショウ(半夏生)。半化粧とも書く。ドクダミの仲間の薬草。

園内にある真言宗のお寺・明尾寺。河内名所圖會に「明尾寺(みやうびじ) 藤坂村の西にあり。真言宗。寺説云、初は中将姫の開基也とそ。土人、元当麻と呼ぶ。本尊十一面観音、長弐尺許」とある。

アカンサス。和名 ハアザミ(葉薊)。ルピナスに似た花の付き方をするが全く異なる(ルピナスはマメ目マメ科でアカンサスはシソ目キツネノマゴ科)。

ネコノヒゲ(猫の髭)。別名 クミスクチン キャッツウィスカー。葉は健康茶に使われる。

キョウチクトウ(夾竹桃)。

山田池北端の東屋から南望。池面を渡る風が涼しく、しばらくここでヘタリ込んでしまった。

短いようだが行ったり来たり迷ったり?してそこそこ感のうちに今日の予定終了。このページが例によって植物図鑑の様相を呈してしまったとすれば、それは一にかかって乃公の企画構成力の弱さに起因する。御免。それにしても蒸し暑かった喃。京阪枚方市駅近くで かいた汗の補給をしてから解散。お疲れ様。

応接室にK大人ご来駕
 

竹屋峠付近

 

山田池公園内花菖蒲園

 

母のこゑ ♪夜風に/葦がそよぐよ/よしきりがなくよ/故郷は遠いに/お母さまの/聲もするよ♪ 大木惇夫
行々子 ♪ふるさとの/河原の平に/よしきりは鳴く//日ねもす鳴く//昔わが遊びし時と/變ることなし//よしきりは鳴く/日ねもす鳴く//耳いたく鳴く♪ 清水重雄

今日の総歩数 13,898 歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら