“そうだ、猪鍋を喰いに行こう”  2014年3月10日

♣ Glee34会West“猪鍋を求めて京北へ” ♣

   

寒い一日ではあったものの、周山街道で高雄を過ぎるまでさほどと思っていなかった。しかしトンネルを二つ抜けるあたりから気候が急変。・・だいたいトンネルは、越えるのに大変な峠道を無くしてショートカットする手段として造られる。そのためトンネルを抜けると別世界になってしまうのは川端康成先生を待たずとも当然の理である。七面倒臭い話は置いておいて、二つ目の長い長い中川トンネルを出たらもうあきません。

Sample

山間部に入ると天候急変。吹雪となる。幸せだったのは道路凍結まで至らなかったこと。このあたり中川トンネルから北は京都市に編入されるまでは北桑田郡京北町だったという。

周山街道から小野の駐在所で分かれ、右の谷筋へ入る。ここはターゲット間近の大森加茂神社(前の社叢)。 onmouse-「晴れたら」up

大森サンバレイ到着。雪また雪。この辺は今「京都市北区大森東町」という。

囲炉裏のある部屋。薪の燃える匂いがなんとも懐かしい。この真上には乾物・干物などを放り上げておく吊り棚があってその上部は煙出しにつながる。

(ヨッさん撮影・謝々)

出た! 猪肉一皿4人分。

これはロース肉?の山椒風味焼き。一頭で取れる量が限られるとのこと。美味。

4人ずつ分かれ、彼方すき焼き、此方はこの味噌仕立ての鍋。半分食べた頃を見計らって鍋を交換するから肉は半分置いておいて、と。二つの鍋の比較? 好みによるねェ。難しい。個人的にはすき焼きか。

ご馳走さん。玄関を出て、左に見えるのが厠棟。母屋と風呂・トイレの棟を離すのは今なお所々に見られる。

大森サンバレイ標識。この右手更に奥にキャンプサイトがあって、そこがこの谷道の行き止まり。右は送迎車。

てなことで猪鍋2種類に舌鼓を打ち、OT兄ぞっこん惚れ込みの♪Hush, hush sweet Charlotte♪を初見で歌い上げ、アンコールは♪希望の島♪。打ち上げのカレソンを煤けた天井一杯に響かせて今日の猪鍋行は終了。幸い雪はやんでおり、所々の『-2℃』の表示に目を見張りながら20時無事植物園前に帰着・解散。奥様を含めたST兄のご手配・お心配りに深甚の感謝。