♣ AZハイキング第118回例会“北・山の辺の道” ♣
東日本大震災から一週間。東京以北の方々の状況を見聞きするににつけ胸もつぶれる思いだが、ささやかでも出来ることはさせていただいて、あとは行政をはじめとする援助を見守るしかない。せめてリタイヤ組は健康を保ち、余計なお世話を回りにかけない、それがひいては災害現地への応援歌となるのでは、そう念じて今日歩いてきた。 |
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傳香寺の“散り椿”。末尾掲載の白毫寺“五色椿”、そして東大寺開山堂の“糊こぼし”を加えて世人曰く『奈良三名椿(三銘椿とも)』。落花時ポロリと落ちず、花びらが山茶花のように散るのだそうな。 |
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三条通・ぜいたく豆本舗前の沈丁花は満開。香り馥郁。 |
率川神社南の傳香寺。寺名も散り椿も全く知らなかった。ささやかなこの本堂は重文。 |
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散り椿も蕾のときはこのとおり。 |
玉椿のようなこの蕾は薮椿などとは趣を異にする。 |
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境内の幼稚園の一角に“はだか地蔵”を安置する地蔵堂。(手前の地蔵像ではありません) |
本尊・釈迦如来。ご開帳中だった。釈迦・地蔵ともに重文。 |
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傳香寺境内。さくらんぼの生るサクラだそうです。花は丸っぽく、満開でした。塀越しに青空によく映えます。 |
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さあこれから白毫寺を目指す。途中の家々に梅、桃、馬酔木など満開であった。 |
途中ならまちの一角で買い物が“流行”。微妙な勾配の登り道をごまかしつつ行く。 |
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白毫寺名物の石段。遠く生駒山、中景に奈良市街。 |
“白毫寺椿”。 |
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椿の大木の向こうは白毫寺本堂。重文の阿弥陀如来像を安置する。 |
境内の白木蓮。無数の蕾が膨らんでいた。満開時の素晴らしさが思われる。 |
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境内に満開の山茱萸。風がきつくてうまく撮れなかった(というのは言い訳)。ここで午餐。 |
破れ土塀に見送られて寺を後にする。この石段の両側は初秋には萩の花が満開になる。 |
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山あいの溜池にススキが影を落としていた。 |
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竹林の中を抜ける快適なコースなのだが、いけませんなァ。この不動明王堂でドッカリと腰を下して一休み。 |
白山比神社。 |
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嶋田神社。崇道天王社とも。(石灯籠にそう書いてある)明治まで西方400mの崇道天皇陵内に坐したという。 |
その崇道天皇陵。藤原種継暗殺に関与したとして捕らえられ絶食の末憤死したという早良親王。後世その霊が祟るとして天皇称号を追贈し祀ったと伝えられる。 |
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白毫寺の“五色椿”。一枝だけ上部に咲いている。殆どが赤い花。聞くと4月の上中旬が見頃の予定とのこと。“早かりし”由良之助か。 |
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八島町バス停から奈良交通バスで近鉄奈良駅へ戻り、途中リタイアした富山さんを再度加え、例のとおり例のことをして(笑)、満10年記念は無事お開きとなりました。 |
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今日の総歩数 18,304歩  ̄|△| ̄ ルートマップはこちら |
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応接室にK大人ご来駕 | ||
行程表及び参加者 |
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伝香寺境内 | サイゼリアにて打上 |