生駒山腹に紫陽花を愛でる  2010年6月27日

♣ AZハイキング第109回例会“生駒山ぬかた園地アジサイ園散策” ♣

集合地点で掛けられた第一声は「お久しぶり」であった。若草山にも行っているし、さほど留守をしていたわけではないのだが、そうか。必ずしも無欠席ではないメンバーはそれぞれに“ひさしぶり”があるのだろう、と。かく申す乃公自身がそうなのだ。それにしてもこのタイトルの古めかしい構え方は何とかならないものか、(独・呟)。

宝山寺1号線「ミケ」

ケーブルカー宝山寺線。複線ではない。左が1号線、右が2号線。それぞれ別系統という珍しいもの。普段は1号線だけの運行である。因みにこの線は1918年開業という日本最古のもの。

宝山寺大鳥居。ケーブル始発駅「鳥居前」にあったものを移設したのだそうだ。扁額に「歓喜天」の文字。

いにしえの磐境信仰を偲ばせる般若窟を背に建つ本堂。左・神社風の桧皮葺は聖天堂。画面clickで拡大

ケーブル梅屋敷駅への道を上る。

本堂背後 般若窟の弥勒菩薩坐像(K大人撮影)

ケーブル山上線の梅屋敷駅で待つと「ドレミ」号がやってきた。

生駒山到着。晴れてるのか曇っているのかどっちヤ!という気分である。

遊具「SL列車」敷地内に一等三角点の標石がある。標高642m。20年前にもここで写真を撮った。よく見ると上部がセメントで補修してある。

ということで、ビューレストランでしっかり時間をかけて昼食をしたためた一行は、昨日の名残で半ば渓流化した?あじさい新道を経由してアジサイ園へ向かった。

Sample

左下の→印があじさい新道からの入り口で、ここからがぬかた園地のアジサイ園です。カスケード経由でいったん下(図では上)まで降りて、そこから九十九折の遊歩道をゆっくり(図では下へ)上がりました。(右の→は帰路駐車場方面)

プロムナード風景

「シチダンカ」

(ガクアジサイ)

案内所の横にあった「ヤブデマリ(薮手毬)」(K大人撮影)

カスケードを覆いつくすアジサイ。

「ヤマボウシ (山法師)」。満開から“終わり”状態まで個体ごとに異なるのをいろいろ見かけた。これは盛りを過ぎたところだろう。色が黒ずんできている。

赤と黄のコントラストが美しい。

アジサイの群落。

「マイコ(舞妓)」(K大人撮影)

(ガクアジサイ)

(咲き分け状態のアジサイ)

この花びら(萼)が異様に大きい。

「クマノミズキ(熊野水木)」

トンネルの手前にあった「ミセス クミコ」
(K大人撮影)

かくして湿度100%かというアジサイにとっては万全の環境のなか、雨にも逢わず駐車場経由ケーブル駅に帰着。下山後無事を祝って盃を上げて水無月の例会を打ち上げました。

なぜか今回乃公のカメラには満足なアジサイの写真が少なく、アジサイ探訪ハイキングとしてはさびしい限りであった。後刻 K大人から数点の写真を頂戴し、お願いしたところ掲載についてご快諾いただいた。記して深甚の謝意を表します。

今日の総歩数 14,533歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら

応接室にK大人ご来駕
 

行程表及び参加者

 

宝山寺多宝塔前

 

生駒山上

 

アジサイ園1

 

アジサイ園2

 

アジサイ園3