和気、鵜飼谷、そして明石  2010年3月7日〜8日

♣ クローバークラブ水曜会 和気に歌い明石に遊ぶ ♣

リタイアして関西へ戻られた中川健一さんのお働きで、岡山県和気町の吹奏楽団・佐伯ウインドシンフォニーの定期演奏会に水曜会がゲスト出演する機会が与えられた。
ㅤ立派なホール、優れた指導者、熱心なオケ団員、そして心のこもったおもてなしを頂いたご当地のみなさん、すべてに感謝のひとときであった。

終演後帰阪する人たちを見送って宿泊したメンバーは、翌日三々五々道草しながら帰阪の途についた。

和気鵜飼谷温泉裏山の見晴台から西方吉井川沿いの集落群を望観

7日

今回演奏会の行われた学び館サエスタ。畑地の中に偉観。

プログラム。『佐伯ウインドシンフォニー第5回レギュラーコンサート』

佐伯WSステリハ。
メンバーの大半は社会人のようだが、中学生も5〜6人交じって奮闘していた。
ㅤ水曜会は第一ステージ。唱歌の四季、フォスターメロディ、山田耕筰歌曲を披露する。

佐伯WS指導者で指揮者の盛博貴先生。小気味良い音楽がこの棒から生まれていた。

最後に中学生に水曜会も交じってウインドシンフォニーの伴奏でビリーブ、翼をください を歌う

終演後ロビーで行われたストーム。
ㅤ“ロビーコンサート”と銘打たれていた。
ㅤ例によって例の如しだが、所謂“鉄道唱歌”がうけた

終わって宿泊希望者が集って反省会。次いで懇親会。
ㅤ中川さんのギターにあわせて大いに盛り上がる

8日

翌朝温泉の裏山にのぼって冒頭のパノラマ写真を撮った。
ㅤ写真は同所から見下ろした和気鵜飼谷温泉全景。
ㅤ温泉プールもあり、宿泊も含めて利用料金はリーズナブルと見た。
ㅤ(半分隠れている白い大きな構造物は“ウェイク・ドーム”と間違えて読んだ「和気ドーム」)

片上鉄道線路跡が遊歩道になっているということを聞き、同好の士衆議一決で歩くことに決める。
ㅤなるほど、鉄道線路があったんだなと納得する直線・ゆるい曲線とアップダウンの極端に少ない快適な道であった。
ㅤ人と自転車専用で、温泉からJR和気駅まで3km程度。

途中に旧「本和気駅」跡があった。
ㅤ一般道との交差の様子から、踏み切りだったとすぐ見て取れた。

これは片上鉄道を走っていた車両。いま約30km上流の記念公園に展示されているのだそうな。(片鉄ロマン街道パンフレットから拝借しました)

本和気駅名表示板。
ㅤこの鉄道はかつて上流の鉱山から国鉄赤穂線片上駅へ硫化鉄鉱を搬出するため設けられたが、鉱山廃止で1991年その70年近い歴史に幕を下ろしたという。

遊歩道沿いに見かけた珍しい石碑。『地主神』とあった。
ㅤ乃公寡聞にしてはじめて見た。大阪近辺では見たことがないなァ。

あと有志7人相語らって明石で途中下車し、明石城に登城した。ちょうど空も晴れて気持の良い城歩きであった。
ひつじさる櫓を背に記念撮影。

巽櫓下から東方望見。
ㅤ整然たる石垣は近世城郭の最大の魅力。

城内に咲いていた山茱萸さんしゅゆ。青空をバックに黄色い花が鮮やか

魚の棚うおんたな商店街で明石焼を賞味して本日の予定終了。おいしかったよ。

帰宅後マップをひねくっていたら、いろんなスポットが周囲に点在することを発見。乃公には陶芸の趣味も眼力もないので備前焼はさておいて、和気神社、両宮山古墳など史跡がいくつもある。また前述の片上鉄道線路跡を利用したロマン街道もある。再訪できたらぜひ「こぼれ」を拾って歩いてみたいもの。

今日の総歩数 不明    ̄|△| ̄   ルートマップ(概念図)はこちら