学文峰がくもんみねからが~遠かった  2009年6月25日

♣ 歴史ハイキング“学文峰・天見温泉郷” ♣

南海高野線天見駅から目の前にターゲットのピークが見えたとき“これは楽勝”と思った。しかし梅雨の晴れ間は高曇りというか、蒸し暑さこの上なく学文峰までに約1名脱落また約1名ダウンした。それで済めばよかったのだが人跡未踏に近い状態で道標など薬にしたくともなく、上峠に出るのに思いのほか時間を要してしまった。

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千早口集落から望む。右 学文峰、左 叶山(491m)

千早口集落を通る高野街道。ひっそり

地蔵寺願王殿。真言宗だそうだが「不許葷酒入山門」の碑があった

地蔵寺のかえで。種子の赤が若葉に映えて鮮やか

地蔵谷の入道雲。今日の河内長野市の最高気温30℃だったとか

地蔵寺の向うに旗尾岳(548m)。一名“天見富士

ホタルブクロ。地蔵谷のそこここに群生

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地蔵谷トンネル。2002年に完成したが未だ使われていないという不思議なトンネル。(2018年7月30日に供用開始:2019年追記)

トンネル右から峠道(谷道=ジュクジュク)に取り付きジルミ峠へ

ジルミ峠(標高約300m)で一休み。ここから唐久谷道(右)を見送り学文峰(向う)を目指す

学文峰への尾根道。杉檜がきれい

学文峰展望所から東方に旗尾岳とその左遠く金剛山を望む

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学文峰頂上三等三角点。標高414.7m。眺望はゼロ。微風が涼しかった

下峠への吊尾根分岐。(注)左へ行ってはいけません

下峠。地形図461mピークと491mピーク(叶岳)の中間。ここは約420m

上峠そばの関電鉄塔から今日のルートを北望。学文峰の左ジルミ峠

同所より振り返れば南西方に岩湧山

鉄塔の下に珍しやササユリ

漸く上峠。古くは唐久谷から流谷への生活道路か。ここも約430m程度の乗越

流谷に下りて久しぶりにお目にかかったウツボグサ(靱草)

流谷八幡神社。記念写真のシャッターをお願いしたおじさん、大変でしたね

神社前の川にかかる勧請縄。1月掛けかえで例年なら梅雨時には腐って切れているところ今年は寡雨でなァという話だった

思えばあれは1986年早春のことだった。雪の岩湧山で滑落し、捻った膝をかばい、唸りながら岩湧寺→竹のタワ→流谷→天見駅と歩いた日のことを思い出す。今日はその負の記憶への弔い合戦だったといえば大袈裟に過ぎようか。呵呵。

今日の総歩数 15,103歩    ̄|△| ̄   ルートマップはこちら