晴の犬山城と雨の谷汲山  2008年10月4日〜5日

  

犬山城を訪れたのは快晴で10月にしては気温も高く汗ばむ陽気の一日であった。霞みながらも眺望はよく、まずは先日来二つ目の国宝天守閣に気持ちよく登れたことであった。
(画面上指さしマークの出る写真はclick→拡大)

まずは10月4日 晴れ

犬山城天守閣。国宝に指定されている4天守閣の一つ(他は彦根、松本そして姫路)。又の名を“白帝城”といい 木曽川絶壁上に聳える。松江城天守が平成27年国宝に指定され5天守閣となった【2019年追記】

城の入り口で愛嬌を振りまいていた犬山市のキャラクタ・ワン丸君。

城門(clickで“表札”拡大)

天守閣眺望@ 城門を経て南方を望む。

天守閣眺望A ライン大橋(名古屋取水閘)・伊木山と木曽川下流方面(西)

天守閣眺望B 犬山橋と木曽川上流方面(東)

犬山城はまもなく紅葉満開となる。

対岸・岐阜県各務原市側から望む犬山城


次いで10月5日 雨

揖斐川の支流・根尾川を遡行し長瀬で左の谷間に入ってゆく。ややあって、名鉄旧谷汲線終点谷汲駅跡(赤い電車が展示されている)、そこが西国33番霊場・谷汲山華厳寺の門前町。すぐ右へ参道がのぼってゆく。

華厳寺山門・・・ここが那智山青岸渡寺にはじまる西国第三十三番満願霊場である。
(歪んだのをトリミングするに忍びなくて位置矯正後あえて余白を残しました)

2月18日に行われるこの“谷汲踊り”が有名なのだそうな。

塔頭の一つ「陀枳尼真天」+「御童丸稲荷大明神」。(陀枳尼についてはこちら

本堂への石段。

本堂仏前(clickで扁額拡大)

堂々たる賽銭箱

満願を果たした巡礼者が着物を脱いで納める笈摺堂

参道のお地蔵さん。やたらサムソー。(clickでお顔拡大)

根尾川をさらに遡れば かの淡墨桜の里に至る。また谷汲を西に行けばミイラ寺で有名な横蔵寺があり東海自然歩道でも結ばれている。
ㅤこの二日間は義弟の車なくては訪れ得なかった たいへん嬉しい旅であった。感謝。