高天原たかまがはらに極楽の風吹いて  2008年5月22日

♣ 歴史ハイキング“葛城古道南部” ♣

葛城古道は 2001年秋 別グループの例会で歩いて以来である。もっともコースは完全に逆で今回は極楽寺から橋本院へ上がり、高天彦神社から降りて高鴨神社への行程であった。高天彦神社での昼食時は涼しい“極楽の風”が吹き下界の夏日を忘れさせてくれた。(画面上指さしマークの出る写真はclick=拡大)

極楽寺鐘楼門(重文)。左奥は本堂

極楽寺境内の芍薬(シャクヤク)の蕾

極楽寺集落の桐(キリ)の花

橋本院裏入り口の大山蓮華(オオヤマレンゲ)もしくは受咲大山蓮華(ウケザキオオヤマレンゲ)

橋本院の杜若(カキツバタ)?

橋本院本堂(正式には高天寺橋本院の観音堂。本尊は十一面観音)

橋本院の牡丹(ボタン)

〔橋本院花苑〕()

橋本院の苧環(オダマキ)

橋本院の谷空木(タニウツギ)

橋本院上方にある高天原の石碑。高天集落は標高約440mの台地上にあるが、地図でみると集落は同じ台地上でもここより南方の神社寄りに集まっており、北寄りのこの辺は田圃だけだったようだ。いまも橋本院以外は何もない田園地帯。

橋本院の石楠花(シャクナゲ) 

高天集落の杓(シャク)

高天彦神社の森厳そのものの杉並木参道。右手奥の山がご神体という。

高天彦神社社頭

高天を代表する梅鶯宿梅だが、未だ最盛期に巡り合わせたことが無い。

高天集落の著莪(シャガ)

高天滝に咲く狐の牡丹(キツネノボタン)

高天滝。神社から高天川のせせらぎを約500m遡行したところにある。ここ左手から金剛山への道が“郵便道”。滝の水は冷たかった。

鴨神集落の白花谷空木(シロバナタニウツギ)

ようやっと高鴨神社々頭到着。

高鴨神社。京都の上賀茂・下鴨神社を含む全国鴨社(加茂・賀茂・鴨)の総社とのことだが、昨今は“サクラソウのお宮さん”としての方が通りがよい。

高鴨神社の花菖蒲(ハナショウブ)。桜草のシーズン直後を彩る。

高鴨神社から風の森バス停まで急行し、14:31のバスにギリギリで間に合う。一つ先のバス停にあるお風呂やさんに寄る者、乾杯の相談をする者等々久しぶりの早打ち上げで放課後の話が弾んでいた。今日の総歩数は16,019歩。

いつものことながらK大人の懇切なご教示を得た。感謝。

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