この記事はさえらのすしが参加できなかったAZハイキングの記録で 写真撮影者K大人のお許しを得て掲載する。多謝。



第84回 海津大崎お花見

 

日 時:2008年4月12日(土曜日)

コース:JRマキノ駅→清水の桜(昼食)→海津大崎の桜入り口→義経の隠れ岩→海津大崎港→海津観音寺→観光船乗船→海津浜の石組み(船から遠望)→湖のテラス(上陸)→ヴィラ山水(打ち上げ)→JRマキノ駅

出席者:井上氏、門脇氏、木津氏、眞常氏、杉原氏、中居氏 他特別参加:上野さん 以上 7名


ㅤ今回は時候が良くなってきて、色々御予定がかち合ったためか、参加人数が7名でした。集合場所のマキノ駅前は臨時の案内所や、お土産売場・観光船の客引きなどなどで賑やかでした。天候は高曇りと言う状態で、時節柄「花曇り」と言うのでしょうか、まぁお花見日和でした。ほぼ定刻にマキノ駅前を出発しました。自動車は駅前から海津大崎方向への一方通行に規制されていましたが、かなり交通量は多いので、色々計画していた社寺への寄り道は割愛して、その替わりに予定していなかった「清水しょうずの桜」の方へ向かうことにしました。自動車道を一路北へ向かい、突き当たりの丁字路で海津大崎方面とは逆に左折しました。途端に交通量はバッタリ少なくなって歩き易くなりました。駅から約40分で「清水の桜」に着きましたが、この桜は樹齢約300年と言われる「アズマヒガンザクラ」で、既に満開は過ぎた感じでした。丁度この桜の前の堤防に、10本ほどのソメイヨシノが満開で、幸い人も少なかったのでここでお弁当を食べることにしました。堤防にはツクシが沢山頭を出していました。

ㅤ食後先程の分かれ道までとって返して桜並木の入り口の「ようこそ海津大崎へ」と書かれた看板の前で記念写真を撮りました。昭和11年大崎トンネルの開穿と湖岸道路の開通を記念して旧海津村が植え始めたもので、現在では約3.5キロbに及ぶ桜並木になっています。湖岸道路沿いに植えられているので、あちらこちらで湖面に映る満開の桜を楽しむこともできました。湖岸道路は一方通行で、1車線を歩行者に開放してくれていましたし、道路を外れて、文字通り水際を歩くこともできました。丁度中間点くらいでしょうか、広場になっているところがありましたが、押すな押すなの盛況でとてもグループが一角を占める等と言うことは出来そうもありませんでした。湖面には沢山のカヌーが出ていて、グループで練習しているような様子も見受けられました。大きな岩が数個、湖岸にありましたが、側の立て札に「義経の隠れ岩: 文治3年義経主従が大津から北陸に都落ちする時、海津着船の際に敵に見つからぬよう隠れた岩。謡曲[安宅]にも謳われている」とありました。

ㅤ海津大崎港には大型の観光船も出入りしており、花見客目当ての店も沢山ありました。海津観音の幟に導かれて、一寸山側に入ると、こじんまりとしたお堂があり、大勢の参拝客が犇めいていました。その奥の阿弥陀堂には「血天井」の立て札がありました。何か明智光秀に関係のあるもののようでした。更に奥に進むとかなり急な階段や坂道があり、何とか湖岸まで下りることが出来ました。少し先で、駐車場の近くに出ましたので小休止して、帰路はトンネルを潜りました。同じ道を引き返すのはつまらないかと思っていましたが、丁度「渡りに船」を絵に描いたように船が接岸して、マキノ駅の近くまで1人500円で行くというのでみんなで乗りました。湖上の風はかなり冷たくて寒いほどでした。しかし、水上から観る桜の眺めは又格別で20分ほどの船旅が楽しめました。

ㅤマキノ駅まで一直線の道が湖にぶつかるところに上陸したのですが、直ぐ近くに「ヴィラ山水」と言う名前もスマートなお店で打ち上げの杯を傾けて今年のお花見を終わりました。


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