曽爾そにの岩峰を仰ぐ  2008年3月27日

♣ 歴史ハイキング“曽爾の巌峰を仰ぐ” ♣

榛原発10時15分のバスで出発。途中いくつかの新しい道路・トンネルなどがあり、静かな山村は様変わりかと思ったが、かえって人は減っているのではないか、そういう気配も見て取れた。それはともかく、曽爾村へは倶留尊山・二本ボソを登った1989年から数えて19年ぶりの再訪だったのである。
ㅤ(いくつかを除いて画面をクリックすると拡大します。今回はいちいち注記しませんでした。悪しからず。)

小長尾集落から望む屏風岩(最高地点936m)

兜岳(かぶとだけ=920m)と鎧岳

倶留尊山(くろそやま=1,038m)と二本ボソ(996m)

“クラインガルテン曽爾”わきから山道に入る。

しばらくは杉、途中から雑木林のよく手入れされた坂。急登が続く。

多輪峰(たわみ)峠で昼食。ここをクリックすると遥か高見山の鋭鋒が!

峠は標高約690m。さすがに木の芽も縮こまっている。

東南方向に樹氷で有名な三峰山(みうねさん=1,235m)

峠の標識(クリックで拡大)。向うへ済浄坊(さいじょうぼう)の滝0.7kmとある。

ここで向うから来た東海自然歩道と合して右・済浄坊の渓谷へ降りてゆく。

済浄坊の滝。いくつも滑り滝が続く。

逆光に水泡がきらめく。

済浄坊渓谷は総距離こそ短いものの、屹立した両岸の岩を噛んでいくつもの無名の滝が続き、歩く人を惹きつけてやまない。

(承前)

落合の下流すぐにある長走りの滝。兜岳の大岸壁の下にあるせいか“長”くは見えなかった。

曽爾高原の南に連なる古光山(953m)

葛集落から東方に(左から)倶留尊山、二本ボソ、曽爾高原、そしてお亀山。白い建物は少年自然の家

葛集落から仰ぐ鎧岳(よろいだけ=標高894m)の威容。
ㅤ村内で青蓮寺川界隈の標高は平均的に400mくらいなので900-1000mの山々もさほど高く感じない。

そして葛バス停から太郎路バス停へ歩き、16時16分のバスで名張へ出て本日のハイキングは無事終了。今日の総歩数は17,268歩。

運賃:鶴橋(近鉄730円)→榛原/榛原駅(奈良交通バス1,030円)→曽爾村役場前(ハイキング)・・・太郎路(三重交通バス720円)→名張駅前/名張(近鉄980円)→鶴橋=合計3,460円

コースマップはここをクリック