初谷から妙見山(660m)  2006年2月3日

♣初谷を遡行して妙見山へ♣

初谷へ入る奥橋から吉川集落を振り返る。

奥橋から地道に入ってまもなく出迎えてくれたトーテムポール。

初谷のそこここで崩落があり、工事用機械が入っていたが流れはきれいなもの。

これでも滝。落差約30cm。

谷を詰めて1時間半。漸くバス道路との「出合」に出会う。

大回りする車道を串刺しにして急坂を攀じ、石の鳥居に着く。ここは裏参道。最近人が通った形跡がない。ここまで2時間。

頂上から六甲を望む。左は大阪湾と五月山。右は六甲と中山連山。
クリックで甲山と六甲最高峰がアップ

頂上にちょうど10年前に作られた信徒会館「星嶺せいれい」。妙見さんのシンボルマークをかたどっているのだそうな。

展望台で昼食時1.5℃。汗が冷えてきて、曇って、雪がちらついてきて、寒いことこの上なし。あとで星嶺の地下に休憩室があることを知ったが後の祭り。

能勢妙見さんの本堂。いまは日蓮宗に習合の由だが、この寒いのにお百度参り(本堂周回)で数取りしている方が3人居られたのには吃驚。

急坂で膝も太腿も脛ボンもみんな笑いながら下山。途中にあった小祠と行場。

3月7日まで運行休止のケーブル駅に下り着いてふと見上げると、里山は(も)笑っていた。