丹比道の散策  2003年1月28日

♣ 万葉を歩く“大津道に沿う河内古墳群”の独行編 ♣

前日(27日)雨もよいのため欠席したコースを一人で歩きました。
前日は藤井寺駅で雨のため打ち切ったそうですが、この日は無事でした。

【国府八幡と允恭陵陪塚】允恭陵陪塚のそばに八幡さんがあった。なぜかこのあたりは古墳+八幡社が多い。ちなみにここは河内国府址に近い。

【志貴県主神社】こういう式内社は素朴な感じがいい。ここはまた河内国府址でもある(奉納碑左にそれが窺える)。

【志貴神社境内の梅】今日の散策中唯一といってよい彩りであった。

【鍋塚古墳】土師ノ里駅そばで、允恭陵とは駅をはさんで反対側(南西)にある。

【近鉄が境内を横切る澤田八幡】仲津姫陵の北西に接し、境内を線路が横切っている。これも古墳+八幡社。

【古室八幡神社】古室山古墳と仲津姫陵の間にある。これも古墳+八幡だ。お社はすっかり新しいが。

【仲津姫陵】御陵はどこでも一緒。Bird's Eyeでもないと姿は見えてこない。

【古室山古墳】これもけっこう大きい古墳。地図には「古室山古墳群」とあり、この古墳を盟主とした小さい古墳は殆ど姿を消したみたい。

【西国五番札所葛井寺】市名の藤井寺はこれがおこり。札所らしい雰囲気が、これだけ閑散としていても、ある。

【緑豊かな辛国神社】「漢国」「唐国」「韓国」「加羅国」どれでもはまりそうで、つまり古い証拠。いい雰囲気。

【これが古墳?雄略陵】ここから見ても大王「武」の陵にしては?という感じなのに、裏へ回ってみると・・・次の写真。

【雄略陵前方と後円の切れ目】左が拝所のある前方相当部、右がどう見てもそれだけで一つの円墳。切ったのではなく切れていたのだ。これが一つの古墳か?

【雄略陵周濠の鴨】古墳周濠ではそういう過去の思惑やしがらみなどをよそに、鳥たちがしばしの安息を楽しんでいた。

【大津神社】名前からすると東(西)除川など水運の便利なところにあったのではないか。古代の物流拠点を偲ばせる名前のお社。

【大塚山古墳周濠】これがホンマの雄略陵ではないかといわれて久しい。堂々たる大古墳。もっとも最近は考古学的編年から疑問が呈せられているとも聞くが・・。