三輪山麓逍遥  2001年4月18日

♣ 万葉を歩く“泊瀬川とつば市の賑わい” ♣

近鉄朝倉→初瀬川・雄略天皇朝倉宮址→海石榴市観音→金屋石仏→大神神社→玄賓庵→檜原神社→穴師川→巻向

【玉列神社】このお社の椿は昔から「つらつら椿」として大切にされてきたという。 玉烈神社(たまつらのじんじゃ) 慈恩寺村にあり。〔神名帳〕に出づ。(大和名所圖會)

【佛教伝来之地碑】初瀬川沿い。

海石榴市つばいち】宇陀山地への入口集落で古い交易の地。♪紫は灰さすものぞ海石榴市の八十の衢に逢へる子や誰♪(詠み人知らず:12-3101)
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【金屋の石仏】もとは平等寺にあったが廃仏毀釈で破壊されるところをここに移したという。

【志貴御縣坐神社】金屋の鎮守。崇神天皇の磯城瑞籬宮跡。 志貴御県坐神社(しきみあがたにいますかみのやしろ) 金屋村にあり。志貴宮と称す。〔神名帳〕及び〔三代實録〕に出づ。(大和名所圖會)

【三輪山平等寺】廃仏毀釈で大神神社と分離させられたという。

【大神(おおみわ)神社拝殿】三輪山をご神体とする古い信仰形式を今に伝える。主祭神は大物主神。

【狭井川】さいかわ。
♪狭井河よ雲立ちわたり畝火山木の葉騒ぎぬ風吹かむとす♪(古事記:伊須気余理比売)

【玄賓庵】平安時代玄賓僧都が隠棲したと伝える庵。

【檜原神社】大神神社同様本殿がなく三ツ鳥居からご神体の三輪山を遥拝する。崇神天皇が天照大神を最初に祭った神社といわれ「元伊勢」と呼ばれる。巻向坐若御魂神社(まきむくにいますわかみたまのかみのやしろ) 三輪山の北、巻向の檜原にあり。〔神名帳〕及び〔三代實録〕に出づ。(大和名所圖會)