九州二日目の朝は由布岳の大眺望とともに明けた。二階の部屋真正面に屹立する双耳峰・由布岳。しかし日和はなぜか曇天。この雲は一日中晴れなかった。降らなかったので、ま、良しとしようか。乃公の風邪は 昨夜お姐さんに貰った薬が効いたようで汗ぐっしょり。朝風呂で今日もすっきり、とゆきたい。 今日のコース=宿→金鱗湖→九重“夢”大吊橋→牧の戸峠→竹田市・岡城→茶房 御客屋(午餐)→滝廉太郎記念館→キリシタン洞窟→阿蘇草千里→内牧温泉・阿蘇プラザホテル |
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由布岳。別名豊後富士。標高 1,583m(西峰=左)。onmouse-集合写真 by yossan。謝々! |
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湯布院観光辻馬車が来た。今日の第一便。 |
宿の前でいざ、出発。 onmouse-お世話になったお姐さんup・・深謝 |
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金鱗湖。由布岳直下にあり湯布院の観光スポットの一。中央やや右に下ん湯の藁屋根が見える。 |
下ん湯。金鱗湖畔の共同浴場。入湯料200円也。混浴で年中無休。 |
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この湖には5つの川が流れ込み、30℃の温水流もある。というわけで鳥たちも気持ちよさそう。 |
朝は結構冷え込むので水との温度差から霧が立ち上る。「霧盆」とも言われるとか。 |
さあ、九重“夢”大吊橋へ南西約50kmのドライブ。 |
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大吊橋全景 (航空写真=Netより拝借・謝) 標高 777m、高さ 173m、長さ 390m |
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橋上から右・震動の滝「雌滝」。落差93m |
橋上から左・久酔渓の紅葉(下流方面) |
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橋上から右後・震動の滝「雄滝」。落差83m |
橋の中央部にて。中国人(多分)に撮って貰った |
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久酔渓の景観。雄滝の左上向こうのガレ場から噴煙の上がっているのは硫黄岳、その奥にチラリと久住山が覗いている。 |
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吊橋見物で時間を喰ったので急いで次の目的地・竹田市へ向う。 |
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途中 牧の戸峠(1,330m)にて。遥か遠く由布岳 |
峠では紅葉は終焉。ススキも盛りを過ぎていた。ここは久住山への登山口で 多くの山男山女と行き交う |
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峠から東南約40kmで竹田市。まずは岡城址に上る |
この辺は岩盤を刻んであり、積石ではなさそう |
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急峻な登城路にひときわ鮮やかな黄葉 |
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本丸跡 |
土井晩翠自筆の「荒城の月」詩碑。 2節が♪秋陣営の夜半の霜♪となっているのが珍しい |
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三の丸跡にある滝廉太郎銅像。この前で我々は準備してきた「荒城の月」を歌って滝廉太郎を偲んだ。 |
三の丸高石垣。 岡城は別名を「臥牛城」、または「豊後竹田城」ともいう |
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われらが今日の午餐場所は「茶房 御客屋」。岡藩時代 藩営の宿泊所・迎賓館だったという |
これがレトロなレストランだ。onmouse-ご馳走up |
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滝廉太郎が12歳から14歳までを過した家が記念館になっている。 |
庭には留学先ライプツィヒから贈られた友情のバラ「メンデルスゾーン」が植わっていた |
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館内で地元のおばちゃんたちのコーラスが「花」を歌っていて思わずハモってしまった |
記念館を出るとその先に「廉太郎トンネル」があった。事ほど左様にこの町は岩の町。トンネルが多い |
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武家屋敷メインストリート。右手が古田家仲間長屋門。向こうの小山にキリシタン洞窟がある |
岩に穿たれたキリシタン洞窟礼拝堂。onmouse-内部祭壇up。カッパドキアを思い出した |
今日最後の目的地・阿蘇山草千里へ。阿蘇中岳登山が出来ないのが残念 |
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レストハウス背後の丘からの大パノラマ。左に噴煙を上げるのが中岳火口(ピークは煙の向こうにあり 1,506m)、正面が烏帽子岳(1,337m)。 画面をクリックすると幅 MAX 1,920ピクセルでご覧頂けます |
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レストハウス背後(北側)の杵島岳(1,326m) |
西南西20km・俵山に沈む夕日。風力発電機が林立するのが見て取れるが、13基あるという |
かくして二日目の予定も無事終了した。今日の宿は内牧温泉・阿蘇プラザホテル。 (今日のルートは下記マップをクリックしてご覧下さい) |
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