♣今日のルート: 地下鉄長居駅→多米神社旧地→長居駅=地下鉄北花田駅→須牟地曽根神社→北花田駅♣
【多米神社旧地(1/15の落穂拾い)】多米社旧地の全景。大楠が旧社地の名残を伝えるかのように高く聳えて雰囲気を引き締めている。 多米社旧地正面。鳥居の扁額には「多米社」とある。 ここは大阪市住吉区長居2丁目。JR長居駅北200m。多米社の社号標石を据えた社地がある。ここは先日訪れた神須牟地神社の管理下にあるらしい。こういう碑石だけを祀った“お社”も珍しいのではないか。神須牟地神社境内にあった説明書きにはこうあった(神須牟地神社の項省略)。 「多米神社は古い豪族多米連が創建したと称せられ延喜式内社の古い神社で別名苗見神社又種貸神社とも言われ又ただ明神さまと称して浪速の名所に数えられ農耕の神又子宝の神として崇敬があった。又言伝えによると住吉大社の御田植の苗を当社で栽培したと言う。/元文元年(1730年頃)9月徳川幕府は神須牟地神社及び多米神社の廃滅に瀕せしを憂い、幕史菅廣房に命じて双方の地に神須牟地社・多米社と刻んだ石碑を建立して現存している。」 【須牟地曽根神社(1/15の落穂拾い)】須牟地曽根神社全景。 本殿 堺市北区蔵前町に坐す須牟地曽根神社。まあ分かり難いこと夥しい。鳥居がなかったら見逃すかもしれない。この蔵前や傍の船堂などの集落は、集落内の小路が“筋違”になっていて見通しが利き辛い。 |