夏見廃寺に大伯皇女おおくのひめみこを想う  2002年6月19日

♣ 万葉を歩く“大伯皇女と夏見廃寺” ♣

夏見廃寺の歌碑=大伯皇女が非業の死を遂げた兄・大津皇子を偲んでつくった歌=を撮り損ねた。

近鉄名張駅=夏見・積田神社→夏見廃寺=駅前・万葉歌碑/観阿弥像→宇留冨志祢神社→名張川→本町通→名張駅

【積田神社脇の名張川】。

積田せきた神社】茨城県鹿島神宮の祭神が奈良春日神社へ遷幸の際立ち寄ったところと伝える。〔社名は“せきた”で“つむた”とも とあるので変更:2020年〕

【夏見廃寺】金堂跡。♪磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに♪(2-166:大伯皇女)

【夏見廃寺】遠く積田神社。

【万葉歌碑】名張駅前。♪我が背子はいづく行くらむ沖つ藻の名張の山を今日か越ゆらむ♪(1-43:当麻真人麻呂妻)

【観阿弥像】名張駅前。能楽大成者・観阿弥はここ名張の地で初めて猿楽座(後の観世座)を建てたといわれる。

宇流冨志祢うるふしね神社】来歴は古く、いくつかの神格が語られるが一定し難い。

【宇流冨志祢神社能舞台】